静岡市の社会保険労務士事務所。助成金、給与計算、就業規則なら河合優一郎社会保険労務士事務所。元SEであり、元ソフト開発会社の人事担当者です。

6.賞与

賞与とは、「定期または臨時に、原則として会社の業績や労働者の勤務成績に応じて支給されるものであって、その支給額があらかじめ確定されていないもの」をいいます。
つまり賞与は、毎月決まって支払われる賃金とは異なり、必ず支給しなければならないものではなく、その支給基準、支給対象者、支給額、支給日などは原則として労使間で自由に決めることができます。したがって、会社の業績や労働者の勤務成績が一定の水準に達しない場合には、賞与は支給しない旨を定めることも自由です。
そのため、賞与の支給内容は、会社ごとに就業規則等にどのように定められているかにより異なります。一般的には「賞与は、毎年6月及び12月に業績及び本人の勤務状況・成績等を勘案し支給することがある」等の規定が多く、支給については、会社に義務付けられていないものが多いようです。
しかし、就業規則において具体的に支給率や支給金額を定めている場合は、その就業規則を変更しない限り、業績の悪化等を理由に賞与を支給しないことは、原則としてで きません。
就業規則等の具体的な定めにより支給される賞与は、労働基準法上の賃金としても認められ、通常賃金と同様に請求権の時効は2年です。【労働基準法第115条】