静岡市の社会保険労務士事務所。助成金、給与計算、就業規則なら河合優一郎社会保険労務士事務所。元SEであり、元ソフト開発会社の人事担当者です。

健康保険被扶養者(異動)届

雇い入れた社員に被扶養者(家族など)がいるときは、「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」と同時に「健康保険被扶養者(異動)届」を提出します。

書類提出先等

提出先 年金事務所または健康保険組合
提出期限 5日以内
添付書類
  • a.被扶養者別の添付書類を参照
  • b.20~59歳の配偶者の場合は、健康保険の被扶養者(異動)届と複写になっている
  • 「国民年金第3号被保険者資格取得・種別変更・種別確認(3号該当)届」

ワンポイントアドバイス

◆添付書類について
扶養控除等(異動)申告書で収入が確認できる場合は、書類の添付を省略して手続できる場合がありますが、「同居」を確認する必要がある場合の住民票などは省略できません。早めの準備をお願いしておくと良いでしょう。
◆収入の判断基準
①年収が130万円未満であること・・・認定対象者の年収が将来に向かって130万円未満で、かつ被保険者の年収の半分未満であれば、原則として被扶養者になれます。また、認定対象者の年収が被保険者の半分以上であっても、130万円未満である場合は、被保険者の収入によって生計を維持していると認められれば、被扶養者になることもあります。
②別居の場合は仕送り額で判断・・・被保険者と別居している場合には、年収が130万円未満で、かつ被保険者からの仕送り額より少ないときに被扶養者になれます。
③60歳以上は180万円未満・・・認定対象者が60歳以上、または障害厚生年金を受けられる程度の障害者の場合には、年収の認定基準の「 130万円未満」が「180万円未満」となります。
◆扶養の収入
健康保険の扶養・・・将来に向かって、年収130万円未満
税法上の扶養・・・1月から12月までの、年間収入103万円以下

配偶者が退職したり収入が減少するなどして扶養手続をとる場合、今後「130万円未満」になるかどうかで判断されます。つまり、税法上の扶養と健康保険上の扶養要件は全く同じではないので、税法上の扶養にはなれなくても、健康保険上では扶養になれる場合があります。金額をよく確認してください。
ただし、退職して雇用保険の失業給付を日額約3,611円以上受け取る場合は、その間健康保険上の扶養にはなれませんので注意してください。